知らない街での出張を終え、ホッと一息つこうと立ち寄ったコーヒーチェーン店。
通い慣れた地元のお店と看板は同じなのに･･･。
「あれ、コーヒーの味が違う！？」
そんな経験はありませんか？

同じチェーン店のコーヒーは同じ味がするはず。
私たちユーザーからは当たり前に思える「味の均一化」ですが、実は、店舗側にとってはなかなか難しい問題です。
いつでも美味しいコーヒーを提供するため、コーヒーチェーン店では、焙煎や抽出の温度や時間をソフトウエアで制御し、日々努力を重ねているのです。

それなのに、やっぱり店舗によってコーヒーの味が違って感じるのはどうしてなのでしょうか？
答えは水。
たとえ他の条件がまったく同じでも、水が変われば味も変わってしまうのです。

もちろん各店舗では、浄水フィルターを使用し、水の均一化にも取り組んでいます。
けれども、問題はフィルターの交換時期。
「フィルターは12ヵ月で取り替えよう」と一律に決めていても、一日の通水量は店舗によってまちまちのため、本当に適切な交換時期を把握するのは非常に困難なことなのです。

そこで、弊社は、大手フィルターメーカー様と共同で、「IoT積算流量計」を製品化しました！
各店舗のコーヒーマシンに内蔵されている浄水フィルターにこの流量計を取り付けることで、通水量を正確に把握することができるのです。
計測されたデータは、専用アプリによって、店舗ごとに使用期間、通水量が一覧で表示されます。
エクセルでグラフ化も可能ですから「まさに今だ！」という最適なタイミングで、フィルターの交換を各店舗に推奨することができるというわけです。

全国どこにいても、いつものコーヒーを飲み、リラックスした気分で過ごしたい。
そんなユーザーの期待に応える秘密は、浄水フィルター交換の「絶妙なタイミング」にあったのです！