製品概要
冷却塔やヒートパイプなどのスケール防止のために、濃縮した残留塩素や炭酸カルシウムにより配管が腐食することを監視します。
これ1台で、濃縮した塩素濃度の上昇を導電率で、炭酸カルシウムの水硬度の上昇はTDSで、膜の交換時期は積算流量で、それぞれ測定しブザー警報でお知らせします。
・使用可能温度:0-80℃
・導電率: 10-1999ppm または15-1999μS/cm
・積算流量: 100L~999900 L
・瞬時流量: 3~100 Ltr/min
・電源: 単4電池×3 本(標準) または 5VDC/AC100V アダプター(オプション)
特長
表面パネルのボタン操作だけで、表示切替やマニュアル・オートモードの切り替えができます。
■マニュアルモード: 現在の通水量や水質を測定表示します。
■オートモード: 通水量 40L毎に導電率・TDS の平均値が、設定した上限警報を超えたかどうかを自動的に判断します。
停電や電池交換の際でも、警報設定値や積算流量値は内部メモリーに自動的に保存されています。
原理
羽根車式の流量計とSUS304電極の採用で、1台で水質(導電率またはTDS の選択)と水量(瞬時・積算流量)の両方を、低コストで測定表示できます。
用途例
■ クーリングタワーやヒートポンプ式給湯器などの、スケールの付着閉塞や配管腐食の防止に
■ イオン交換樹脂や浄水フィルターの交換の目安に